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幡ヶ谷・初台・笹塚エリアの地震・防災ガイド|避難場所・給水拠点・一時集合場所まとめ【2025年版】

幡ヶ谷・初台・笹塚エリアの地震・防災ガイド|避難場所・給水拠点・一時集合場所まとめ【2025年版】 New

「もし、明日大きな地震が来たら?」

そう考えたとき、すぐに答えられる人は、実は少ないんです。

幡ヶ谷・初台・笹塚・本町エリアに長く関わってきた立場から、正直に言います。不動産の話をするとき、耐震性や管理状況はよく聞かれます。でも「避難場所はどこですか?」と聞く人は、ほとんどいません。

だから今回は、この記事を書くことにしました。「幡ヶ谷エリアで暮らす人が、いざというときに迷わないための防災情報」です。一緒に確認していきましょう。

Notice

この記事の情報は、渋谷区・東京都の公式資料をもとにまとめています。最新情報は渋谷区防災ポータルでご確認ください。

そもそも「避難場所」って3種類ある。知っていましたか?

「避難場所」と一口に言っても、実は目的が違う3種類があります。これを知っておくだけで、いざというときの動きが全然変わります。

種類 目的 タイミング
一時集合場所 まず近所で集まって状況を確認する 発災直後
避難場所 延焼火災などの危険から逃げる 一時集合場所が危険になったとき
避難所 自宅が使えない人が一時的に生活する 発災後、帰宅困難になったとき

順番は「一時集合場所 → 避難場所 → 避難所」です。全部いっきに動く必要はなく、状況を見ながら判断します。

Point

  • まず「一時集合場所」で近所の人と合流する
  • 避難場所は「延焼火災」の危険があるときに使う
  • 避難所は「泊まる場所がない」ときに使う

幡ヶ谷エリアの「避難場所」はここです

渋谷区では、延焼火災などから身を守るための「避難場所」が区内9か所指定されています(渋谷区は「広域避難場所」という呼称を使わず、「避難場所」と呼んでいます)。

幡ヶ谷・初台・笹塚・本町エリアの主な避難先は、明治神宮・代々木公園一帯です。

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明治神宮・代々木公園一帯

幡ヶ谷2・3丁目、初台、西原、本町、笹塚2・3丁目などのエリアを対象とした避難場所です(割当エリアの詳細は渋谷区の公式防災地図で確認してください)。

広大な緑地であり、延焼火災の危険から身を守るのに適した場所として指定されています。

出典:渋谷区「一時集合場所・避難場所・地区内残留地区一覧」

確認しよう

自分の住所がどの避難場所に割り当てられているかは、渋谷区公式サイトの一覧ページか、区が配布する「渋谷区防災地図」でご確認ください。幡ヶ谷1丁目・笹塚1丁目などは割当が異なる場合があります。

「一時集合場所」はどこ?発災直後に向かう場所です

地震のあとまず向かうのが「一時集合場所」です。近くの公園や学校が指定されていることが多く、区立公園・学校の校庭が中心です。

施設名 住所
幡ヶ谷駅前公園 渋谷区幡ヶ谷1丁目
幡ヶ谷第一公園 渋谷区幡ヶ谷1丁目
幡ヶ谷第三公園 渋谷区幡ヶ谷3丁目
幡ヶ谷新道公園 渋谷区幡ヶ谷2丁目
七号通り公園 渋谷区幡ヶ谷2丁目
六号坂上公園 渋谷区幡ヶ谷3丁目
中幡小学校 渋谷区幡ヶ谷3-49-1
本町公園 渋谷区本町1丁目
本町氷川公園 渋谷区本町1丁目
本町南児童公園 渋谷区本町4丁目
笹塚小学校 渋谷区笹塚2-8-1
笹塚中学校 渋谷区笹塚3-10-1

※上記は公式資料・渋谷区ハザードマップ等をもとに整理したものです。お住まいの最寄りの一時集合場所は、渋谷区公式ページでご確認ください。

「避難所」は、家に帰れないときの場所です

避難所は、建物が倒壊したり火災で自宅が使えなくなった方が、一時的に生活する場所です。地震発生後に開設されます(台風・水害時に開設される「自主避難施設」とは別物です)。

幡ヶ谷・初台・笹塚・本町エリアの主な避難所は以下の通りです。

施設名 住所
幡代小学校 初台1-32-12
中幡小学校 幡ヶ谷3-49-1
渋谷本町学園 本町4-3-1
渋谷本町学園 第二グラウンド体育館※ 本町4-39-1
つばめの里・本町東※ 本町3-46-1
笹塚小学校 笹塚2-8-1
笹塚中学校 笹塚3-10-1
児童青少年センター フレンズ本町 本町6-6-2

※印は浸水予想区域内の避難所です。水害発生時には開設しない場合があります。
出典:渋谷区「避難所・自主避難施設一覧」(渋谷区ポータル)

水が止まったら「給水拠点」へ。場所を覚えておこう

大規模地震の後、水道が使えなくなることがあります。そのときに水をもらえるのが「災害時給水ステーション(給水拠点)」です。

東京都水道局の公式一覧によると、渋谷区内に指定されている給水拠点は次の3か所です(令和7年11月1日現在)。

施設名 所在地 種別
都立代々木公園 代々木神園町2-1 応急給水槽(1,500㎥槽)
都立第一商業高等学校 鉢山町8-1 小規模応急給水槽(100㎥槽)
区立景丘公園 恵比寿4-19-21 小規模応急給水槽(100㎥槽)

出典:東京都水道局「災害時給水ステーション(給水拠点)一覧」(令和7年11月1日現在)

幡ヶ谷・初台・笹塚エリアから最も近い大規模拠点は都立代々木公園(1,500㎥槽)です。

給水を受けるときの注意点

  • 水をもらうには容器が必要です。ポリタンクや給水袋を家に備えておきましょう
  • 給水袋は1人あたり3〜7日分を目安に備蓄するのがおすすめです
  • 開設情報はリアルタイムで変わります。渋谷区防災ポータルやNHKの情報を確認してください

災害時トイレ、マンション住まいは特に確認を

意外と盲点になるのがトイレです。地震の後、下水管が破損すると自宅のトイレが使えなくなる可能性があります。

渋谷区では公園や学校にマンホールトイレ・防災トイレを整備していますが、場所と数は限られます。自宅での備えも並行して準備しておくのが安心です。

トイレの備え チェック

  • + 携帯トイレを最低3日分、できれば7日分備えておく
  • + マンションの場合、管理組合の防災マニュアルを確認する
  • · トイレ確認をせずに水を流すと、下水管破損時に汚水が逆流するリスクがある

幡ヶ谷エリアの「防災公園」として機能する場所

東京都建設局では、避難場所に指定された公園など防災機能を持つ公園を「防災公園」と呼んでいます。幡ヶ谷エリアの主な防災公園として知られているのは以下の場所です。

代々木公園

幡ヶ谷エリアの「避難場所」に指定される都立公園。給水拠点(1,500㎥槽)も設置されています。大規模火災時の避難場所として最重要拠点。

幡ヶ谷第三公園

一時集合場所にも指定されている地区内公園。発災直後の集合場所として近隣住民の集まりやすい場所です。

幡ヶ谷駅前公園

駅近く・幡ヶ谷北口エリアからアクセスしやすい一時集合場所。小さいお子さんや高齢者の方でも向かいやすい立地です。

笹塚公園

笹塚エリアの身近な避難・集合スペース。周辺の商店街からもアクセスしやすい立地にあります。

玉川上水旧水路緑道

笹塚〜幡ヶ谷エリアを東西に走る緑道。延焼遮断帯・避難ルートとしても活用できる空間です。ササハタハツまちづくりでも防災機能の強化が検討されています。

「在宅避難」という選択肢も知っておこう

マンション住まいの方に特に覚えておいてほしいのが「在宅避難」という考え方です。

建物の安全が確認できれば、避難所には行かず自宅にとどまることも選択肢のひとつです。避難所は混雑することも多く、むしろ自宅で備蓄があれば生活しやすいケースもあります。

在宅避難に必要な備え

  • + 水:1人1日3リットル × 7日分を目安に
  • + 食料:7日分(カセットコンロ・カセットボンベも)
  • + 携帯トイレ:最低7日分
  • + 懐中電灯・乾電池・モバイルバッテリー
  • · 旧耐震マンションの場合は、耐震性の確認を先に行うこと

子育て世帯・ペットがいる家庭は、事前確認を

小さいお子さんがいる家庭は、避難所での生活が特に大変になります。渋谷区では一部の避難所で「福祉避難所」の機能も整備されていますが、詳細は渋谷区に事前確認しておくと安心です。

また、ペットがいる場合は「同行避難」(ペットと一緒に避難)が原則ですが、避難所内での受入環境は施設によって異なります。かかりつけの獣医師やペット用品店にも確認しておきましょう。

子育て世帯の事前準備

  • + 子ども用の非常食・ミルク・おむつを備蓄
  • + 避難経路を子どもと一緒に実際に歩いてみる
  • + 保育園・学校の引き渡しルールを事前確認
  • · 子連れでの長距離避難は体力的に負担が大きい。一時集合場所を事前に把握しておく

まずやること:「防災地図」を手に入れよう

渋谷区では「渋谷区民防災マニュアル」「渋谷区防災地図」を発行しています。一時集合場所・避難場所・避難所が自分の住所とセットで確認できる、最も信頼できる資料です。

  • 01

    渋谷区防災ポータルを確認する

    bosai.city.shibuya.tokyo.jp — 避難場所・避難所・防災マップがここにまとまっています。

  • 02

    渋谷区のアプリ・LINEを登録する

    渋谷区公式LINEや防災情報のプッシュ通知を設定しておくと、発災時にリアルタイムで情報が届きます。

  • 03

    家族で「集合場所」を決めておく

    職場や学校から帰れないとき、どこで落ち合うか。事前に決めておくだけで、パニックになりにくくなります。

マンション選びにも、防災の視点を

エリアを18年間見てきた立場から言うと、防災面でのマンション選びのポイントはシンプルです。

マンション購入時の防災チェック

  • + 新耐震基準(1981年6月以降確認申請)かどうか
  • + 管理組合が防災マニュアルを整備しているか
  • + ハザードマップで浸水リスク・液状化リスクを確認
  • · 旧耐震でも「耐震診断・耐震補強済み」なら問題ないケースが多い

「旧耐震だから絶対にNG」ではありません。幡ヶ谷エリアには、築年数が経っていても管理体制がしっかりしていて、長く安心して住めるマンションがたくさんあります。詳しくは別記事でまとめています。

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