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西新宿のマンション、3年で何%上がった?国交省データで検証

西新宿のマンション、3年で何%上がった?国交省データで検証

「西新宿のマンション、ここ数年でどのくらい上がったの?」
その疑問に、国交省データで正直に答えます。

国土交通省の成約価格データ(2023年Q1〜2025年Q4)をもとに、西新宿エリアの中古マンション成約事例261件(1LDK〜3LDK)を集計しました。ポータルサイトの掲載価格ではなく、実際に成約した価格です。

本データは国土交通省「不動産情報ライブラリ」の登録取引をもとに集計しています。市場で成立したすべての取引を網羅するものではなく、登録された成約事例のサンプルです。

Contents

  • 3年間の価格推移サマリー
  • 間取り別・年別中央値の推移
  • 四半期別の価格トレンド
  • 築年数別の相場と坪単価
  • 幡ヶ谷ベースの考察

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1. 3年間の価格推移サマリー

まず結論から。西新宿の中古マンション価格は、2023年から2025年にかけて大幅に上昇しています。特に2LDK・3LDKの上昇幅が顕著です。

3年間の上昇率(中央値ベース)

間取り 2023年 2024年 2025年 3年上昇率
1LDK 5,850万円 6,500万円 7,700万円 +32%
2LDK 9,500万円 1億2,000万円 1億5,500万円 +63%
3LDK 1億2,000万円 1億7,500万円 2億1,000万円 +75%

※集計期間:2023年Q1〜2025年Q4 / 1LDK〜3LDKの成約事例261件

1LDKでも3年で+32%。2LDK・3LDKは+63〜75%という水準です。同期間の他エリアと比べても、西新宿の上昇幅はかなり大きい部類に入ります。

2. 間取り別・年別中央値の推移

1LDK(109件)

3年間の中央値は5,850万円 → 6,500万円 → 7,700万円と右肩上がり。平均面積は約50㎡、坪単価は平均456万円。シングル・DINKsに人気の間取りで、成約件数も最多です。

中央値 件数 前年比
2023年 5,850万円 38件
2024年 6,500万円 35件 +11%
2025年 7,700万円 36件 +18%

2LDK(104件)

3年間で9,500万円 → 1億2,000万円 → 1億5,500万円と急騰。特に2024年から2025年にかけての上昇が大きく、2億円近い成約も出始めています。平均面積69㎡、坪単価平均608万円。

中央値 件数 前年比
2023年 9,500万円 26件
2024年 1億2,000万円 30件 +26%
2025年 1億5,500万円 48件 +29%

3LDK(48件)

3年間で1億2,000万円 → 1億7,500万円 → 2億1,000万円と最大の上昇幅。2025年は2億円超の成約が複数出ており、タワー系物件の影響が大きく出ています。平均面積85㎡、坪単価平均721万円。

中央値 件数 前年比
2023年 1億2,000万円 9件
2024年 1億7,500万円 12件 +46%
2025年 2億1,000万円 27件 +20%

3. 四半期別の価格トレンド

四半期ごとのデータを見ると、単純な右肩上がりではなく、四半期ごとにばらつきがあるのがわかります。特に1LDKは件数が少ない四半期もあり、1件の高額成約が中央値を動かすケースもあります。

1LDK 四半期別中央値

四半期中央値件数
2023年Q15,000万円11件
2023年Q25,200万円7件
2023年Q35,900万円10件
2023年Q47,550万円10件
2024年Q15,750万円10件
2024年Q27,500万円9件
2024年Q31億円3件
2024年Q46,500万円13件
2025年Q17,800万円5件
2025年Q28,300万円11件
2025年Q37,800万円11件
2025年Q46,700万円9件

2LDK 四半期別中央値

四半期中央値件数
2023年Q11億円5件
2023年Q28,650万円10件
2023年Q31億2,500万円8件
2023年Q41億2,000万円3件
2024年Q18,600万円11件
2024年Q21億3,000万円7件
2024年Q31億4,000万円6件
2024年Q41億3,000万円6件
2025年Q11億3,000万円12件
2025年Q21億3,000万円9件
2025年Q31億5,000万円16件
2025年Q41億9,000万円11件

3LDK 四半期別中央値

四半期中央値件数
2023年Q11億2,000万円1件
2023年Q31億3,000万円1件
2023年Q48,800万円7件
2024年Q11億7,000万円1件
2024年Q22億500万円4件
2024年Q31億8,000万円5件
2024年Q41億3,000万円2件
2025年Q12億円4件
2025年Q22億円6件
2025年Q32億2,000万円9件
2025年Q42億2,500万円8件

※3LDKは件数が少ない四半期があり、中央値の振れ幅が大きくなっています。参考値としてご覧ください。

4. 築年数別の相場と坪単価

西新宿は築10年以内のタワー系物件と、築30年超のヴィンテージ系物件が共存するエリアです。築年数によって価格が3〜4倍異なるケースもあります。

1LDK

築年数中央値坪単価(平均)件数
築10年以内9,600万円707万円/坪18件
築11〜20年7,900万円484万円/坪34件
築21〜30年5,750万円418万円/坪24件
築31年以上4,350万円319万円/坪32件

2LDK

築年数中央値坪単価(平均)件数
築10年以内1億6,000万円782万円/坪47件
築11〜20年1億1,500万円552万円/坪32件
築21〜30年9,000万円463万円/坪9件
築31年以上4,700万円280万円/坪15件

3LDK

築年数中央値坪単価(平均)件数
築10年以内2億1,000万円878万円/坪27件
築11〜20年1億4,000万円586万円/坪9件
築21〜30年1億6,500万円591万円/坪6件
築31年以上7,600万円345万円/坪6件

「築30年超の物件でも、リノベーション済みなら見違えるほど綺麗。西新宿は立地が強いので、築古でも資産価値の下落が緩やかです」

幡ヶ谷ベース / 緑川

5. 幡ヶ谷ベースの考察

データを整理して感じること、率直に書きます。

Point 01 — 上昇は「タワー主導」ではなく全体的

西新宿の価格上昇は、タワーマンションだけが引っ張っているわけではありません。築古の中規模物件でも成約価格は上がっています。エリア全体への需要が底上げされている状況です。

Point 02 — 2LDK・3LDKは特に要注意

3年で+63〜75%という数字は、体感として「2〜3年前に動けばよかった」という後悔につながりやすい水準です。2025年後半の成約データでも上昇が続いており、当面は高止まりが続く可能性があります。

Point 03 — 築古×リノベは依然としてコスパがいい

築31年以上の1LDKは中央値4,350万円、2LDKでも4,700万円。坪単価280〜319万円という水準は、同エリアの新築・築浅と比べると圧倒的な割安感があります。リノベーションを前提とした購入は、今でも有効な選択肢です。

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