幡ヶ谷
ローン非承認からの再挑戦
予算見直し
旧耐震
ペット可
他社で住宅ローンが通らなかった——予算を約1,000万円見直し、金融機関への事前ヒアリングで審査を通した、幡ヶ谷駅4分・ペット可リノベ住戸の購入
別の仲介会社で住宅ローンの審査に申し込んだものの、非承認。それでも「自宅の購入を諦めたくない」とご相談いただいた、40代・お子様がお一人のご家族の事例です。返済比率を金融機関の担当者に事前に確認したうえで予算を見直し、当初より約1,000万円抑えたフルリノベ済み・ペット可の住戸でご成約になりました。

事例の概要
ご依頼の背景
お客様は、当社にご相談いただく前に、別の仲介会社で気に入った物件を見つけ、住宅ローンの審査に申し込んでいました。結果は非承認。詳しい理由は金融機関から明かされないまま、その物件は見送ることになりました。それでも「自宅を買うことを諦めきれない」と、別の物件を探すなかで、当社が扱う物件にお問い合わせをいただいたのが最初の接点です。お問い合わせから4日後に初回のご面談となりました。
面談で真っ先にうかがったのは「この辺りで、物件はもう結構ご覧になっていますか?」ということ。すでに一度審査に落ちているお客様ですから、ご不安の中心は住宅ローンの審査そのものです。あわせて、ペットと一緒に暮らせる「ペット可」の物件であることが、譲れない条件としてありました。
解決までの道のり
内見に入る前に、まず資金計画を作成しました。ただ作るだけではなく、申込みを検討する金融機関ごとの金利を当てはめた形で用意し、非承認の原因になり得る返済比率については、事前に金融機関の担当者へ直接ヒアリング。「この年収・この借入額なら、どこまでが現実的か」を先に見える化してから、物件探しに進みました。
もう一つ、物件側の条件として押さえておく必要があったのが「旧耐震」です。今回の住戸は1978年築で、1981年6月以前の旧耐震基準の建物。金融機関によっては旧耐震マンションへの融資に慎重なところや、借入期間に制限がつくところもあります。ただ、これは「旧耐震だと通らない」という話ではなく、「旧耐震に対してどういう姿勢の金融機関か」を分かったうえで持ち込み先を選べば通る、という話です。今回も、旧耐震でも通常どおり審査できる金融機関を選んだうえで事前審査を入れています。
内見は3件。最初にご覧いただいた物件は、お客様が悩んでいる間に別の方から申込みが入ってしまい、いったん他の物件を探すことに。しばらくして、その申込みがキャンセルになったという情報が入り、この物件で住宅ローンの審査から進めようとしていた矢先、当初のご予算から約1,000万円ほど価格を抑えられる、新規フルリノベ済み・ペット可の住戸が出てきました。急遽その物件を内見し、そのままお申込み、ご成約となりました。
返済比率などを金融機関の担当者に事前確認。旧耐震物件への融資姿勢も踏まえて持ち込み先を選び、各行の金利を適用した資金計画で「通る見込みのある予算」を先に固める。
最初の候補は他の方の申込みで一度見送り。その後キャンセルが入り、審査に進めようとしていたところで新しい候補が出てくる。
当初予算より価格を抑えつつ、フルリノベ済みで物件の質は落とさない住戸に出会い、その場でお申込み。
旧耐震でも通常どおり審査できる金融機関2行へ申込み。申込み手続きの補助と金融機関担当者とのやり取りは幡ヶ谷ベース側で対応。
住宅ローンは2行へ申込み、単独名義・変動金利30年、自己資金は諸費用分のみでのご契約となりました。諸費用ローンやリフォームローンは使っていません。一度非承認を経験されているお客様だからこそ、「とにかく申し込んでみる」のではなく、金融機関ごとの特性——返済比率の見方、旧耐震への対応、金利——を把握したうえで持ち込み先を選び、事前ヒアリングで下地を整えてから申し込む、という順番を大切にしました。
お引渡しから3ヶ月ほど経った頃、住戸の設備に不具合が見つかりました。リノベ済み物件は売主業者のアフターサービスが付いているケースが多いため、当社から売主業者につなぎ、対応してもらっています。その後も、マンション全体の修繕についてご相談をいただくなど、やり取りは続いています。
この事例のポイント
この事例の分かれ道は、「当初のご予算のまま探し続けるかどうか」でした。他社で非承認になった理由がはっきりしないまま同じ予算で探していれば、返済比率の問題で通るか通らないか分からない状態のまま、審査のたびに不安を抱えることになります。そこで、金融機関の担当者に返済比率を事前にヒアリングし、審査を通す前提で予算そのものを見直しました。
予算を下げれば物件の質も下がりそうなものですが、今回はフルリノベ済み・ペット可・駅徒歩4分という条件を保ったまま、約1,000万円抑えた住戸に出会えました。「予算を抑えて、物件の質も落とし過ぎない」——その両方が成り立ったのは、事前ヒアリングで予算の輪郭がはっきりしていたからこそです。
そしてもう一点、この住戸は旧耐震の建物です。「旧耐震はローンが通りにくい」と聞いて候補から外してしまう方も少なくありませんが、実際には金融機関ごとに旧耐震への対応が異なります。持ち込む金融機関をしっかり選定すれば、旧耐震でも通常どおり審査は通ります。返済比率の事前ヒアリングも、旧耐震への対応も、根っこは同じ——金融機関の特性を理解したうえで事前審査を入れることが、審査を通す一番の近道です。
この事例から分かること
非承認の理由が分からなくても、金融機関の担当者に返済比率を事前に確認し、予算を組み直すことで、審査を通す前提の物件探しに切り替えられる。
旧耐震への対応は金融機関ごとに違う。返済比率の見方や金利も含めて各行の特性を理解し、合う金融機関に事前審査を入れることが、通るかどうかの見通しを立てる一番の近道。
リノベ済み・ペット可・駅近といった条件を保ったまま価格を抑えられる住戸は出てくる。予算を見直すことは、妥協ではなく選択肢を広げること。
- 他社で住宅ローンの審査に落ちてしまい、購入を諦めかけている
- 返済比率など、自分がいくらまで借りられるのかを申し込む前に知っておきたい
- 気になる物件が旧耐震で、住宅ローンが通るのか不安がある
- ペットと一緒に暮らせる、幡ヶ谷・初台・笹塚エリアの物件を探している
「まずは幡ヶ谷ベースに。」
他社で住宅ローンが通らなかった、という状態からのご相談でした。当初のご予算のまま探していたら、返済比率の問題で通るか通らないか分からないまま探し続けることになっていたと思います。予算を抑えつつ、物件の質を落とし過ぎない住戸に出会えたのは本当によかったです。今回の物件は旧耐震でしたが、旧耐震でも持ち込む金融機関をしっかり選定すれば、審査はちゃんと通ります。あらためて、金融機関ごとの特性を理解したうえで、申し込む前に担当者へ事前にヒアリングしておくことの大切さを感じた案件でした。最初に内見した物件が他の方に決まり、キャンセルが入り、さらに別の物件が出てくる——展開の多い案件でしたが、お引渡し後もマンションの修繕のことなどでご連絡をいただけていて、うれしく思っています。