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幡ヶ谷の中古マンション、3年で1,750万円上昇。売却相場を国交省データで解説

幡ヶ谷の中古マンション、3年で1,750万円上昇。売却相場を国交省データで解説 New

「幡ヶ谷のマンション、今いくらで売れるんだろう」

そう思って調べ始めると、ポータルサイトの掲載価格ばかりで、実際の成約価格がなかなか出てこない。

今回は国土交通省の取引価格情報をもとに、2023〜2025年の3年分・261件のデータを整理してみました。

「掲載価格」ではなく、実際に売れた価格です。参考にしてもらえると思います。

📋 データについて
国土交通省「不動産取引価格情報」より、渋谷区幡ケ谷地区の中古マンション成約事例(2023年Q1〜2025年Q4)261件を集計。1R・1K等の単身向けを含む全件数です。間取り別の分析は1DK以上を対象としています。

まず結論から。幡ヶ谷マンションの売却相場はこのくらいです

細かい話は後にして、先に数字を見てください。3年分の成約データを間取り別にまとめました。

間取り別の成約価格(2023〜2025年・幡ヶ谷)

間取り 中央値 平均値 件数 価格の幅
1LDK 4,200万円 4,362万円 29件 2,000〜7,700万円
2LDK 7,150万円 6,907万円 28件 3,100〜10,000万円
3LDK 8,700万円 9,600万円 23件 2,700〜16,000万円

「中央値」を使っているのは、飛び抜けて高い物件や安い物件に引っ張られないようにするためです。より実態に近い数字として参考にしてください。

平均坪単価(3年平均)
約370万円/坪
分析対象件数
261件(3年分)
対象期間
2023〜2025年(国交省データ)

3年で相場はどう動いた?価格推移を整理してみました

「幡ヶ谷の相場はずっと上がっている」という話をよく聞きます。実際のデータで確認してみましょう。

年別の中央値推移(1LDK以上)

中央値 平均坪単価 成約件数
2023年 5,950万円 351万円/坪 26件
2024年 6,400万円 343万円/坪 28件
2025年 7,700万円 411万円/坪 32件

2023年

5,950万円

2024年

6,400万円

2025年

7,700万円

2023年から2025年にかけて、中央値ベースで約1,750万円上昇しています。ただ、これは「すべての間取りが均等に上がった」というわけではありません。

📌 ちょっと補足

隣の初台エリアでも同じ期間に約1,700万円の上昇が確認されています。このエリア全体で価格が底上げされているのが実態です。詳しくはこちら→ 初台のマンション3年で1,700万円上昇!?国交省データをプロが解説

築年代で価格はどう変わる?旧耐震と新耐震の差が大きい

幡ヶ谷は1970〜80年代に建てられたマンションが多いエリアです。築年代によって価格がどのくらい変わるか、整理してみました。

築年代 中央値 件数
旧耐震(1981年以前) 3,600万円 20件
新耐震(1982〜1999年) 7,800万円 47件
2000年以降 7,450万円 18件

旧耐震と新耐震で、中央値に4,200万円の差があります。これは大きい。

ただ、旧耐震でも売れないわけではありません。リノベーション済みや管理状態の良い物件は、想定より高い価格で成約するケースがあります。

築40年でも高値で売れる!「リノベプラン提案型仲介」が選ばれる理由

1LDK・2LDK・3LDK、それぞれの売れ方の傾向

1LDKは価格の幅がとにかく広い

1LDKの成約価格は2,000万〜7,700万円と、5,700万円もの幅があります。

理由はシンプルで、築年・面積・リノベ有無によって評価が大きく変わるから。2,000万円台は旧耐震の築50年超、7,000万円台は2000年代以降のリノベ済み物件です。「1LDKだからこのくらい」という見方では相場を見誤ります。

2LDKは1995年前後の物件が多く出回っている

成約28件のうち、半数以上が1990〜1999年築です。新耐震基準を満たしつつ、面積も50〜65㎡台のファミリー向けが中心。中央値7,150万円はこの層が押し上げています。

3LDKは件数が少ない分、価格がブレやすい

3LDKの成約は23件。2,700万〜16,000万円と幅がとても広いです。旧耐震の50㎡台から、1990年代の95㎡超大型まで混在しているためです。「3LDKの相場は8,700万円」はあくまで中央値で、自分の物件がどのゾーンに当たるかは個別に判断する必要があります。

いつ売るのがいい?四半期別の成約データを見てみた

「売り出すタイミングで価格が変わる」というのは本当でしょうか。データで確認してみます。

時期 中央値 成約件数
2023年 Q1(1〜3月) 3,600万円 5件
2023年 Q2(4〜6月) 5,700万円 3件
2023年 Q3(7〜9月) 5,300万円 8件
2023年 Q4(10〜12月) 8,500万円 10件
2024年 Q1(1〜3月) 6,200万円 13件
2024年 Q2(4〜6月) 6,100万円 8件
2024年 Q3(7〜9月) 7,850万円 6件
2024年 Q4(10〜12月) 4,400万円 1件
2025年 Q1(1〜3月) 8,500万円 7件
2025年 Q2(4〜6月) 7,400万円 8件
2025年 Q3(7〜9月) 7,900万円 9件
2025年 Q4(10〜12月) 6,200万円 8件

件数が少ない四半期は中央値がブレやすいので、傾向の参考程度に見てください。

全体的に見ると、Q1(1〜3月)とQ3(7〜9月)に動きが多く、価格も高めの傾向があります。引っ越しシーズン前の動きが出やすい時期です。

査定を出す前に、知っておいてほしいこと

これは「成約した価格」です
ポータルサイトの掲載価格とは違います。実際に売れた値段なので、より現実に近い数字です。ただし同じ間取りでも、築年・階数・リノベ有無・管理状態によって大きく変わります。

「高め設定」が必ずしも有利ではない
売り出し価格を高く設定すると、内見が入らず長期化するケースがあります。適正価格で出した方が、最終的に高く売れることも多いです。

「新宿5分・始発」はちゃんと前に出してほしい
幡ヶ谷の最大の強みは交通アクセスです。始発で座れる・新宿5分というポイントは、購入検討者に刺さります。査定・売却の際には必ず訴求してもらいましょう。

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幡ヶ谷のマンション、いくらで売れる?

データで相場を確認したら、次は自分の物件の査定です。
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